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ナチュラルアイランドの物語
ナチュラルアイランドの物語 最終回『工場でのこだわりのものづくり』
2026.04.24
ナチュラルアイランドがここへ辿り着くまでに生まれた
たくさんの物語の、ほんの一部をお話しします。

■手術室並みの衛生管理で、毎日フレッシュな製品を
北海道南西部に位置する白老町。夏は涼しく冬は暖かく、豊かな自然と山海の幸に恵まれたこのまちに、ナチュラルアイランドのフラッグシップ施設〈ナチュの森〉があります。
季節の花々と緑が彩るガーデンのそばに建つのは、当社のスキンケア製品をつくる工場〈ナチュラルファクトリー北海道〉。
今回は、普段みなさまの目に触れることのない空間で行われているものづくりの「リアル」をお伝えします。
そもそも、なぜナチュラルアイランドは白老町に工場を構えたのか?
その理由は、私たちの化粧品づくりを支える理想の水を追い求めた結果、白老町にある倶多楽湖(くったらこ)の湧水にたどり着いたから※。
塩素消毒も必要ないほどピュアな水にふさわしい製造環境を確立し、どんな方にも安心してお使いいただける製品をお届けするために、工場には手術室に匹敵するほどの衛生管理を維持するためのクリーンルームを設置。防腐剤を最小限に抑え、フレッシュな製品を作り置きせずに毎日丁寧に作り上げています。
※詳しくはナチュラルアイランドの物語Vol.1『水』をご覧ください。
■自社一貫製造で安心・安全な製品をお手元へ
ナチュラルアイランドの化粧品がどんなふうに作られているのか、もう少し詳しくご紹介しましょう。
最初にご案内するのは〔バルク製造室〕。バルク(容器に充填する前の中身)の原料は0.001g単位で計量し、ミスがないよう2人以上のスタッフが確認しながら釜に投入。水質検査をクリアした倶多楽湖の湧水を加えて撹拌(かくはん)し、製品ごとの処方に基づいて調合します。
大切なのは、すべて機械まかせにしないこと。化学や薬学出身の熟練スタッフが温度や湿度などの変化を見極めながら微調整を行い、常に安定した品質維持に努めています。
製造したバルクは〔品質管理室〕で厳しくチェック。粘度やpH、菌の状態などは専用機器で精密に検査するとともに、人による「官能試験」も実施。複数のスタッフが自身の五感で香りやテクスチャーなどを精査し、合格したものだけが製品化されるのです。
品質検査に合格したバルクは外気に触れることなく密閉状態のまま〔充填室〕へ運ばれ、減菌エアーで一つひとつ丁寧に洗浄した容器に直接充填されます。
キャップを閉める前はバルクが露出しているため、〔充填室〕に外気が侵入しないよう室内の気圧を調整し、空気の流れをコントロールして高度な衛生環境をキープ。
外部と書類などをやりとりする際には二重扉構造のパスボックスを使用し、外気の流入を防いでいます。
徹底した衛生管理はスタッフが着用する作業服にも!〔バルク製造室〕と〔充填室〕では埃や異物混入のリスクを考慮し、首元まですっぽり覆うつなぎタイプのクリーンスーツを採用。〔包装室〕では動きやすい上下セパレートタイプを採用しています。

新鮮な状態のまま充填しています。
キャップを閉めた製品はベルトコンベアで〔充填室〕から〔包装室〕へ運ばれ、フィルムを密着させるシュリンク包装や化粧箱を使った包装などを行います。
包装を終えた製品は再び〔品質管理室〕に送られ、キャップの締め具合を確認するトルク検査や異物混入などがないかチェックするマイクロスコープ検査、放射能検査、パッケージの破損確認など、いくつもの検査を実施。
機器と人による厳しいチェックをすべてクリアした製品だけが、みなさまのお手元へ届けられます。

仕上げの作業は人の手で行います。
化粧品業界では自社製品の製造を他社に委託する会社も珍しくありません。
しかしナチュラルアイランドは自社工場での一貫製造体制のもとですべての製造工程に目を配り、厳格な品質管理に基づく安心・安全な製品をお届けすることに、ものづくり企業としての誇りと責任を感じています。
■北海道の自然と共生するものづくりを目指して
自社工場を有する会社にとって、製造活動と環境保全の両立は大きな課題です。
ナチュラルアイランドは工場の構造やシステム、製造フローの設計段階から、環境負荷の低減を重視した計画を策定。「北海道の自然と共生するものづくり」を目指すさまざまな取り組みが評価され、環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」認証を取得しています。
さらに日常的な取り組みとして、製造後の釜や機械は水で洗浄する前に残ったバルクをヘラでこそげ取り、ペーパーで丁寧に拭き取り処理。工場排水で河川を汚さないためのひと手間です。
このほか、製造工程で使用した水はトイレ用水に再利用する、工場排水は微生物による浄化設備で基準値以下に処理して河川へ放流する、工場の光が生態系に及ぼさないよう夜間は真っ暗に消灯するなど、製造活動に伴う環境負荷を少しでも小さくするためにできることをコツコツ実践しています。
ナチュの森では、今回ご紹介したものづくりの「リアル」を体感できる工場見学プログラムをご用意しています。北海道へいらした際には、ぜひ足をお運びください。
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