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カレンデュラ/肌悩み解決レッスン
アウトバスオイルとは?失敗しない選び方と、髪質別の正しい使い方
2026.10.22
アウトバスオイルとは何か、ミルク・ミストとの違いをまとめました。油の種類や髪質・悩み・長さでの選び方、冬の乾燥に備える条件、髪の長さ別の適量と使い方に加え、自社農園のカレンデュラを使ったヘアオイルについてもご紹介します。
「ドライヤーの前に、何かつけたほうがいいんだろうな」 「でも、オイルとミルクの違いもよくわからない」
乾燥がはじまるこの季節、そんな声も聞かれます。
アウトバスオイルとは、お風呂上がりの髪に使う、洗い流さないヘアオイルのことです。 選び方さえわかれば、冬の毛先のパサつきや静電気とのつき合い方は変わります。
私たちナチュラルアイランドは、北海道・白老町の自社農園でカレンデュラを有機栽培するところから化粧品をつくってきました。 原料を育てる側の視点も交えながら、この記事では次のことをお伝えします。
- アウトバスオイルとは何か、ヘアオイルとの違い
- ベースになる「油の種類」で選ぶという考え方
- 髪質・悩み・長さの3軸での絞り込み方
- 冬ならではの選び方と、量やタイミングの正解
冬は空気が乾燥し、髪のパサつきや静電気が気になりやすい季節です。 選び方を知らないまま1シーズンを過ごすのは、少しもったいないと感じます。
なお、原料の栽培から手がける私たちのヘアケアアイテムについては、記事の最後で紹介します。
アウトバスオイルとは?お風呂上がりに使う「洗い流さないオイル」のこと
アウトバスオイルとは、入浴後の髪に使い、そのまま洗い流さないヘアオイルを指します。
本章では以下の3つを解説します。
- アウトバスとインバスの違い
- アウトバスオイルとヘアオイルの呼び分け
- アウトバスオイルが果たす3つの役割
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アウトバスとインバスの違いは「洗い流すかどうか」
両者を分けるのは、使う場所ではなく「洗い流すかどうか」です。
インバストリートメントは、浴室のなかで髪になじませ、最後に洗い流します。 一方のアウトバスケアは、浴室を出てから使い、洗い流しません。
種類 | 使う場面 | 洗い流す | 主な役割 |
インバス | シャンプー後の浴室内 | 流す | 毛髪にうるおいを与え、指通りを整える |
アウトバス | タオルドライ後 | 流さない | 毛髪のうるおいを保ち、表面を整える |
つまり、この2つは競合しません。 インバスで与えたうるおいを、アウトバスで逃がさないようにする。 そんなリレーの関係だとイメージしてください。
アウトバスオイルとヘアオイルは何が違う?
アウトバスオイルとヘアオイルは、ほぼ同じものを指します。
「アウトバスオイル」は使うタイミングに着目した呼び名です。 「ヘアオイル」は形状に着目した呼び名にすぎません。 同じ製品が、売り場によって違う名前で並んでいることもあります。
ただし、ひとつだけ区別したいものがあります。 スタイリング用のヘアオイルです。
呼び名 | 主な目的 |
アウトバスオイル | 乾かす前の髪を守り、うるおいを保つ |
スタイリングオイル | 乾かしたあとの髪に、ツヤや束感を出す |
商品パッケージに「洗い流さないトリートメント」と書かれていれば、アウトバス用と考えて問題ありません。 判断に迷ったら、使用方法の欄で「タオルドライ後」の記載を探してみてください。
アウトバスオイルの3つの役割|熱・摩擦・乾燥に備える
アウトバスオイルの役割は、乾かす前の髪のコンディションを整えることにあります。
濡れた髪は、摩擦などの影響を受けやすい状態です。 そこにドライヤーの熱風が当たり、枕や衣類とこすれ、空気が水分を奪っていきます。
具体的には、次の3つを担います。

- 熱に備える:ドライヤーの前に、髪の表面を整えておく
- 摩擦を減らす:髪の表面をなめらかにし、絡まりやひっかかりを減らす
- うるおいを保つ:髪の水分が逃げにくいようにする
ここで大切な前提をひとつ。 アウトバスオイルは、傷んだ髪を元どおりにするものではありません。
髪は、肌のように自ら生まれ変わる仕組みを持たない組織です。 いちど傷んだ部分が自力で戻ることはないとされています。
だからこそ、これ以上傷めないためのケアを続けることが現実的です。 今日のケアは、明日以降の髪のためにあります。
アウトバスオイルとミルク・ミストの違い|どれを選ぶべきか
アウトバスケアには、オイル以外にミルクやミストがあります。 違いは「油分と水分のバランス」です。
本章では以下の3つを解説します。
- オイルは「フタ」、ミルクは「水分補給」という役割の違い
- 軟毛・細毛の人がオイルで失敗しやすい理由
- 迷ったときの「ミルク→オイル」の重ねづけ
タイプ | 油分 | 向いている髪 | 主な役割 |
オイル | 多い | 硬毛・多毛・パサつく髪 | うるおいを保つ・ツヤ |
ミルク/クリーム | 中 | 標準〜乾燥毛 | 水分と油分をバランスよく補う |
ミスト | 少ない | 軟毛・細毛・ぺたんこ髪 | 軽い保湿・寝ぐせ直し |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オイルは「フタ」、ミルクは「水分補給」と覚える
3つの違いを一度で理解するなら、この比喩がわかりやすいはずです。
ミストとミルクは、髪に水分を届ける役割。 オイルは、届いた水分が逃げないようにフタをする役割です。

スキンケアでいえば、化粧水と乳液の関係に近い構造です。 だからオイルだけを使っても、そもそも髪が乾ききっていれば実感しにくくなります。
軟毛・細毛の人がオイルで失敗しやすい理由
「オイルを使ったらペタンとなった」という声は少なくありません。
これは使い方が下手だったからではなく、髪質との相性の問題です。 軟毛や細毛は一本一本が細く軽いため、油分の重さに負けて根元が立ち上がりにくくなります。
過去にオイルで失敗した経験がある方は、まずミストやミルクから試してみてください。 それでもツヤが足りないと感じたときに、オイルをごく少量足す。 この順番なら、失敗しにくくなります。
迷ったら「ミルク→オイル」の重ねづけが失敗しにくい
どちらを選ぶか決めきれない場合は、両方を順番に使う方法があります。
- タオルドライ後、ミルクを毛先から中間になじませる
- そのうえから、オイルを毛先中心に少量重ねる
水分を含むミルクのあとにオイルを少量重ねる方法です。 ただし、すべての髪質で重ねづけが必要なわけではありません。 まずはそれぞれの製品の推奨量より少なめから試しましょう。
アウトバスオイルの選び方①|ベースになる「油の種類」で選ぶ
ここからが、この記事でもっともお伝えしたい部分です。
オイルを選ぶときに迷いやすいのが、「オイル同士をどう選び分けるか」です。
判断の軸になるのが、ベースに使われている油の種類です。
本章では以下の4つを解説します。
- 植物油系オイルの特徴と選ぶときの注意点
- シリコーン系オイルは「悪者」ではないこと
- 鉱物油系オイルの特徴
- 油の「出自」まで見るという視点
油のタイプ | 代表的な成分名 | 質感の傾向 | 向いている人 |
植物油系 | アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、ツバキ種子油 | 髪になじみやすい | 植物由来の原料を重視する方 |
シリコーン系 | ジメチコン、シクロペンタシロキサン | すべりがよく速乾 | 指通り重視・ロングヘア |
鉱物油系 | ミネラルオイル(流動パラフィン) | 処方によって軽さやツヤが異なる | シンプルな使用感を重視する方 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
植物油系オイルの特徴と選ぶときの注意点
植物油系は、髪や地肌になじみやすいのが特徴です。
アルガンオイル、ホホバオイル、ツバキオイルなどが代表格です。 比較的しっとりとした仕上がりになりやすく、香りも植物由来のものが多くなります。

一方で、注意点もあります。 植物由来の油は、種類によっては空気に触れると酸化が進みやすい性質を持ちます。
だからこそ、大容量をゆっくり使うより、使い切れるサイズを選ぶほうが向いています。 開封後の目安は、製品の表示に従ってください。
シリコーン系オイルは「悪者」ではない
「ノンシリコン」という言葉が広まった影響で、シリコーンを避ける方がいます。
けれどシリコーンは、髪の表面をなめらかにし、摩擦を減らす役割を果たします。 熱の伝わり方を和らげる目的で配合されることも一般的です。
大切なのは、良いか悪いかではなく、目的に合っているかどうかです。 指通りのなめらかさを最優先するなら、シリコーン系は合理的な選択肢です。
私たちは植物由来の原料を軸にした製品づくりをしていますが、それは他の選択肢を否定するためではありません。 選ぶ基準が人によって違う、というだけのことだと考えています。
鉱物油系オイルの特徴
鉱物油系は精製技術が確立されており、品質が安定しやすい油です。
鉱物油系は製品の処方によって質感が異なります。 サンプルなどを使用して、使用感も確認しましょう。
髪へのなじみ方は、植物油系と異なる場合があります。
油の「出自」まで見ると選び方が変わる
もうひとつ、私たちがお伝えしたい視点があります。 それは、その原料がどこで、どのように育てられた植物から採れたのかという視点です。
同じ「植物由来」でも、背景は製品によってまったく異なります。

ナチュラルアイランドは、北海道・白老町虎杖浜に自社農園を持っています。 そこでカレンデュラを有機栽培し、原料として製品に使ってきました。

育てる側に回るとわかることがあります。 その年の天候で、植物の状態は変わるということです。
たとえば私たちが扱う白樺樹液は、雪解けの時期のわずか2週間程度しか採取できません。 雪解けのタイミングを見計らい、その年に採れる分だけを採る。 原料には、そういう時間の制約があります。

すべての製品にこの視点を求める必要はありません。 ただ、パッケージの裏を見るときに「この油はどこから来たのだろう」と一度考えてみる。 それだけで、選び方の解像度は上がるはずです。
アウトバスオイルの選び方②|髪質・悩み・長さの3軸で絞り込む
油の種類がわかったら、次は自分の髪に当てはめます。 軸は髪質・悩み・長さの3つで、最後に香りと使用感も確認します。
本章では以下の4つを解説します。
- 髪質で選ぶ(軟毛・硬毛・くせ毛)
- 悩みで選ぶ(パサつき・広がり・ぺたんこ・地肌)
- 髪の長さで選ぶ(テクスチャーの重さ)
- 香りと使用感という「続けられるか」の基準
軸 | 見るポイント | 決まること |
髪質 | 軟毛・硬毛・くせ毛 | 油分の量 |
悩み | パサつき・広がり・ぺたんこ・地肌 | 求める働き |
長さ | ショート〜ロング | テクスチャーの重さ |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
髪質で選ぶ(軟毛・硬毛・くせ毛)
髪質は、油分の量を決める軸になります。
- 軟毛・細毛:軽いテクスチャーを少量から。ミルクとの併用も選択肢のひとつ
- 硬毛・多毛:しっとりめのテクスチャー。植物油系がなじみやすい
- くせ毛:水分が抜けやすい傾向。髪の広がりを抑える使用感のものを
自分の髪質がわからない場合は、乾かしたあとの広がり方で判断してみてください。 乾いた直後から広がるならくせ毛寄り、時間が経つとしぼむなら軟毛寄りの傾向があります。
悩みで選ぶ(パサつき・広がり・ぺたんこ・地肌)
悩み別に整理すると、次のようになります。
悩み | 選ぶ方向性 |
毛先のパサつき | 植物油系のしっとりタイプ |
広がり・うねり | 髪の広がりを抑える使用感のもの |
ぺたんこになる | 軽いテクスチャーを毛先だけに |
枝毛・切れ毛が気になる | 摩擦を減らすなめらかさ重視 |
地肌がゆらぎやすい | 使用上の注意や配合成分を確認 |
最後の項目について、少し補足させてください。
地肌が敏感な方は、製品の使用上の注意を確認し、根元や地肌にはつけないようにしましょう。 低刺激処方と表示された製品でも、すべての方に刺激が起きないわけではありません。
気になる症状が出た場合は使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。
髪の長さで選ぶ(テクスチャーの重さ)
長さは、テクスチャーの重さを決めます。
ショートヘアに重いオイルを使うと、毛先まで届く前に量が多くなりがちです。 逆にロングヘアで軽すぎるものを選ぶと、毛先まで行き渡らないことがあります。
目安として、ショートは軽め、ロングはしっとりめです。 これだけで失敗はかなり減ります。
香りと使用感は「続けられるか」の判断材料
見落とされがちですが、香りと使用感は重要な選択基準です。
どれだけ理にかなった製品でも、毎晩使うのが面倒なら意味がありません。 ヘアケアは1回で結果が出るものではなく、続けた先に差が出るものだからです。

香りの好みは人それぞれです。 植物由来の香りが好きな方もいれば、無香料を選びたい方もいます。
私たちは北海道産の和ハッカのような、素材そのものの香りを大切にしています。 けれど正解はひとつではありません。
「これなら毎晩手に取りたい」と思えるかどうかを、最後の基準にしてください。
アウトバスオイルの選び方③|冬は「乾燥・静電気」を基準に選ぶ
秋から冬にかけて、髪の悩みは質が変わります。 夏の悩みが湿気による広がりだとすれば、冬の悩みは乾燥と静電気です。
本章では以下の3つを解説します。
- 冬に髪がパサつきやすい背景にある「空気中の水分量」
- 冬向けアウトバスオイルの3条件
- 外は69%でも室内は乾く。北海道の冬に起きていること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
冬に髪がパサつきやすい背景にある「空気中の水分量」
冬に髪がパサつきやすい背景の一つに、空気の乾燥があります。
気象庁の平年値(1991〜2020年)で東京を見てみましょう。
項目 | 1月 | 8月 |
平均相対湿度 | 51% | 74% |
平均蒸気圧 | 4.5hPa | 26.2hPa |
相対湿度だけを見ると、冬は夏の7割ほどに見えます。
けれど、実際の差はもっと大きいものです。 空気にどれだけ水蒸気が含まれているかを示す蒸気圧で比べると、その差はおよそ6倍です。
冬は気温が低く、空気中の水蒸気量も少なくなる傾向があります。 暖房によって室温が上がると、加湿しない室内では相対湿度がさらに下がることがあります。
そして髪が乾燥すると、静電気が起きやすくなります。 マフラーやニットとの摩擦で髪が広がりやすいのも、乾燥が関係していると考えられます。
冬向けアウトバスオイルの3条件
以上を踏まえると、冬に選びたいアウトバスオイルの条件は3つに整理できます。
- うるおいを抱え込む油をベースにしている:植物油系がなじみやすい
- 髪の表面をなめらかに整える:摩擦をやわらげ、静電気が気になりにくくなることがある
- 暖房下でも重くなりすぎない:室内では汗もかくため、重すぎると不快になる
3つ目は見落とされがちです。 冬は外が乾いている一方、室内は暖房で暖かくなります。
夏用より少ししっとり、けれど重すぎない。 そのバランスが冬向けの条件です。
外は69%でも室内は乾く。北海道の冬に起きていること
ここで、意外に思われるかもしれないデータをひとつ。
札幌の1月の平均相対湿度は69%です。 東京の51%より高く、札幌の8月(75%)ともほとんど変わりません。
数字の上では、北海道の冬は乾いていないことになります。
けれど、実際に暮らしていると冬の乾燥は毎年こたえます。 理由は、屋外ではなく室内にありました。
札幌の1月の蒸気圧は3.4hPaです。 8月の20.2hPaと比べると、およそ6分の1です。
この空気を、水蒸気の量を変えずに20℃まで暖めたと仮定すると、相対湿度は単純計算で15%前後になります。 実際の室内湿度は換気や加湿、生活による水蒸気の発生で変わります。
外は69%でも、暖めた室内では大きく下がりうる。 北海道の冬に起きているのは、この落差です。
だから私たちが実感しているのは、ケアの回数より「タイミング」が大事だということです。 乾いてからあわてて足すより、濡れているうちにケアしておくのがおすすめです。
これは北海道に限った話ではありません。 暖房を使う部屋では、同じように湿度が下がることがあります。
北海道の自然は、季節の区切りがはっきりしています。 白樺樹液が採れるのが雪解けの2週間程度だけであるように、植物にも人の髪にも、季節ごとの向き合い方があるのだと感じます。
原料の採取や農園の様子は、公式YouTubeでも公開しています。 スキンケア工園「ナチュの森」では、実際に植物に触れていただくこともできます。

アウトバスオイルの使い方|タイミング・量・つけ方の正解
選び方が決まったら、次は使い方です。 ここを外すと、どんなに良い製品でも実力を発揮できません。
本章では以下の5つを解説します。
項目 | 結論 |
タイミング | タオルドライ直後、ドライヤーの前 |
量 | 髪の長さで変える。ショートは1〜2滴 |
つけ方 | 毛先→中間→表面。根元は避ける |
朝と夜 | 朝は仕上げに少量だけ |
ベタつくとき | 量・つけ方・水気の3点を見直す |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
つけるタイミングは「タオルドライ直後」が基本
もっとも理にかなったタイミングは、タオルドライの直後です。
理由は2つあります。
ひとつは、ドライヤー前に髪の表面を整えるため。 熱による負担への配慮をうたう製品では、使用方法や試験の有無も確認しましょう。
もうひとつは、髪のうるおいを保ち、パサつきを抑えるため。 タオルドライ後はオイルを比較的均一になじませやすいタイミングです。
ただし、びしょ濡れの状態は避けてください。 水分が多すぎるとオイルが均一に広がらず、量ばかり必要になります。
タオルで挟むように水気を取り、ポタポタ落ちなくなった状態が目安です。
髪の長さ別の適量目安
「適量を」と書かれていても、それが何滴なのかはわかりません。 目安を示します。
髪の長さ | 目安の量 |
ショート | 1〜2滴(半プッシュ程度) |
ボブ・ミディアム | 2〜3滴(1プッシュ程度) |
セミロング | 4〜6滴(2〜3プッシュ) |
ロング | 6滴〜(3プッシュ程度) |
毛量が多い場合 | 上記+1滴。ただし一度に足さない |
なお、1滴・1プッシュの量は製品によって異なります。手元の製品の使用方法の記載を優先してください。
大切なのは、足りなければ後から足せるということです。 逆に、つけすぎたものは戻せません。
最初は少ないと感じる量から始めてください。
つけ方4ステップ(毛先→中間→表面)
順番を守るだけで、仕上がりは変わります。
- 手のひらに取り、両手でよく伸ばす:体温で温めると広がりやすくなります
- 毛先からつける:いちばん傷みやすい場所から
- 中間になじませる:手ぐしを通すように
- 最後に手に残った分を表面へ:表面は最後で十分です
根元にはつけません。 地肌に油分が残ると、べたつきの原因になります。
つけ終わったら、粗めのコームでとかしてください。 髪全体に均一に行き渡り、少ない量でも実感しやすくなります。
朝は「仕上げに少量」。夜と量を変える
朝も使いたい場合は、夜と同じ量は不要です。
夜のアウトバスオイルは、乾かす前の「保護」が目的でした。 朝は、乾いた髪の表面を整える「仕上げ」が目的になります。

そのため、量は夜の半分以下で十分です。 1滴を手のひらで伸ばし、毛先と気になる部分にだけなじませてください。
朝につけすぎると、日中に髪が重く見える原因になります。
ベタつく人がやりがちな3つの失敗
「オイルはベタつくから苦手」という方の多くは、次のいずれかに当てはまります。
- 量が多い:まずは半分にしてみてください
- 根元からつけている:毛先からが原則です
- 水気を切らずにつけている:均一に広がらず、結果的に量が増えます
3つとも、製品を変えなくても今日から直せます。 オイルが合わないと結論を出す前に、一度この3点を見直してみてください。
アウトバスオイルのよくある質問
アウトバスオイルは毎日使っていい?
製品の使用方法に沿っていれば、毎日のケアに取り入れられます。 ドライヤーを使う日のケアとして習慣にするとよいでしょう。
熱と摩擦は、毎日発生するものだからです。
乾いた髪に使ってもいい?
使えますが、目的が変わります。
濡れた髪に使えばうるおいを保つ役割、乾いた髪に使えば表面を整える役割です。 乾いた髪に使う場合は、量を控えめにしてください。
顔や体に使えるオイルもある?
マルチユースをうたう製品もありますが、必ずパッケージの表示を確認してください。
化粧品は、使用部位を想定して設計されています。 ヘア用として販売されている製品を、自己判断で顔に使うことはおすすめできません。
ドラッグストアと美容室専売品は何が違う?
価格差には、原料の種類だけでなく処方全体、香料、容器、販売方法などさまざまな要因があります。
ただし、高いほうが自分に合うとは限りません。 軟毛の方が高価なしっとりタイプを買っても、重く感じるだけということは起こります。
価格や成分表示の冒頭だけで判断せず、髪質・使用感・製品の使用目的も合わせて選びましょう。
開封後どれくらいで使い切るべき?
製品の表示に従うのが原則です。
そのうえで、植物油系のオイルは種類によって酸化しやすさが異なります。 使用期限や保管方法を確認し、使い切れる容量を選びましょう。
まとめ|アウトバスオイルは「油の中身」と「季節」で選ぶ
アウトバスオイル選びで迷ったら、3つの視点に戻ってください。
- 油の種類で選ぶ:成分表示や商品説明を参考にする
- 髪質・悩み・長さで絞る:3つの軸を自分の髪に当てはめる
- 季節を加味する:冬は乾燥と静電気を基準にする
そして使い方は、タオルドライ直後に、毛先から、少なめに。 これだけで、手持ちのオイルの実力も変わるはずです。
今日、洗面所にあるボトルの裏を見てみてください。 上位に並ぶ成分が、その製品の傾向を知る手がかりになります。
ナチュラルアイランドは、北海道・白老町虎杖浜の自社農園でカレンデュラを有機栽培するところから、ヘアケアをつくっています。 どんな環境で育った植物が原料になっているのかまで、お伝えできるブランドでありたいと考えています。
冬のヘアケアを見直したい方は、ぜひ一度ご覧ください。
原料の出自までわかるアウトバスオイルを探している方へ
「カレンデュラのいたわりヘアオイル」は、自社農園で有機栽培したカレンデュラから得た成分を配合した、洗い流さないヘアオイルです。 タオルドライした髪になじませてから、ドライヤーで乾かしてお使いください。 キク科アレルギーがある方はご使用をお控えください。


