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ラジオパーソナリティ・増田佳織さんの「しぜん」。

2026.07.09

ラジオパーソナリティ・増田佳織さんの「しぜん」。

増田佳織 / ラジオパーソナリティ

札幌を拠点に活動するフリーアナウンサー、ラジオパーソナリティ、MC、講師。FM NORTH WAVE「Move on up!」を担当し、グルメ、健康、美容、オーガニックなど、暮らしにまつわる情報を幅広く発信している。故郷・浦幌町の「うらほろアンバサダー」としても活動。

小松 増田さんは、ラジオパーソナリティになるまで、どんな流れで今のお仕事に就かれたんですか?

増田 もともと、人前に出る仕事に興味があったんです。学生時代にタレント事務所のオーディションを受けて、そこでスクールに入ることになりました。演技やダンスなど、いろいろなレッスンを受けていたんですが、最初から方向性がはっきり決まっていたわけではなくて。

そんな時に、テレビリポーターのオーディションの話をいただいたんです。札幌市の広報番組だったんですが、ありがたいことに合格して。それがこの仕事のスタートでした。

小松 そうだったんですね。

増田 でも、最初は挫折しかけました。全然基礎がなかったので、インタビューも難しくて、「向いていないかもしれない」と思ったこともありました。ただ、いろいろなきっかけをいただいて、気づけば20年以上続けてきた、という感じです。

小松 最初から順風満帆だったわけではないんですね。でも、気づけば20年以上というのはすごいです。

ラジオは何年くらいになるんですか?

増田 今の番組は、12年目に入りました。その前は司会事務所にいて、イベントの司会など、幅広くお仕事をさせてもらっていました。

小松 そうなんですね。

増田 ラジオも最初から番組を持っていたわけではなくて、情報を伝えるインフォメーションDJとして入りました。お天気やフライト情報、ニュースを読む仕事ですね。そこから、番組を持つ方へスライドしていった感じです。

小松 毎週番組があると、話すことを考え続けるのも大変そうです。ネタ切れみたいにはならないんですか?

増田 ありますよ。10年以上やっていると、「今週どうしよう」と思うこともあります。番組プレゼントも毎週選ぶので、以前は前日に焦ることもありました。

小松 そうですよね。

増田 でも今は、日常の中に自然とアンテナが立っている感じです。買い物をしていても、「これ、番組プレゼントにしたらリスナーさんに喜んでもらえるかな」と思ったり。以前は“ネタを探す”感覚だったんですが、今は日々の中に話題にできることがあると気づけるようになりました。

小松 自然にアンテナが立つようになっているんですね。

プレゼントは、本当に増田さんが出会ったものや、いいなと思ったものを選んでいるんですか?

増田 基本的にはそうです。私が選ぶので、好みに偏りはあるかもしれません。

やっぱり私は、ナチュラルなものが好きだったり、北海道らしさを感じるものが好きだったり、オーガニックなものが好きだったりするんです。

小松 はい。

増田 「こんなものがあったんだ」と出会うと嬉しくなって、リスナーさんに一生懸命プレゼンしているような感じになることもあります。

小松 もともと、ナチュラルなものやオーガニックなものが好きだったんですか?子どもの頃の経験なども関係しているんでしょうか。

増田 きっと、十勝の浦幌町で生まれ育ったことが大きいのかなと思います。実家のすぐ隣が山だったんです。

春になると福寿草が咲いて、ネコヤナギが芽吹いて。雪が溶けると川にカエルがいて、カエルの卵を持って帰って、おたまじゃくしになるのを見たり。外で遊ぶことも多かったので、自然がすごく近くにありました。

そこから札幌に出てきましたが、札幌は都会でありながら自然とのバランスがすごくいいところが好きです。

小松 自分も札幌のバランス感はすごい好きです。

増田 はい。そうして、年齢を重ねていく中で、体に取り入れるものや肌につけるものも含めて、なるべく負担が少なく、ナチュラルで自然なものを選びたいと思うようになりました。

小松 わかります。

増田 100%そうするのは難しいですけど、そういうライフスタイルに憧れて、少しずつ目覚めていった感じです。

小松 子どもの頃から、自然の力をどこか身近に感じていたのかもしれませんね。

ナチュラルアイランドとの出会いは、最初はカレンデュラ手づみオイルでしたか?

増田 記憶が少し曖昧なんですが、そうだったと思います。もともとメディカルハーブセラピストの勉強をしていたんです。

自然な生活に近づきたいという思いがある中で、ハーブの力ってすごいなと思っていました。ハーブティーも飲んでいて、体に元気をくれたり、いろいろなシチュエーションで選べたりするところが面白かったんです。

小松 はい。

増田 ハーブの勉強をしていく中で、カレンデュラのことが印象に残っていました。肌を整える植物として知って、「使ってみたいな」と思っていたんです。テキストにはエキスの取り出し方も書いてあって、作ってみようかな、でも少し手間がかかりそうだな、という感じで頭の片隅にありました。

小松 なるほど。

増田 そんな時にカレンデュラのオイルと出会って、「あ、これだ」と思いました。北海道のブランドだということも、印象に残っています。

小松 ハーブの勉強をされていたからこそ、自然に手に取っていただいたんでしょうね。

そこから、少しずつ知ってくださった感じですか?

増田 はい。お買い物をするうちに、ナチュラルアイランドマガジンを読むようになって。読み進めるうちに、北海道の素材や作り手のことを大切にしているブランドなんだと、少しずつ知っていきました。円山にお店があることを知って行ってみたり。白老に施設ができると知った時も、「そういう場所もできるんだ」と思って、気になっていました。

小松 最初に興味を持っていただいたのは、どのあたりだったんでしょうか。

増田 北海道にある素材を使っているところと、原材料がシンプルなところです。

植物の力を活かしている感じがあって、安心して使えるなと思いました。最初に出会った製品が、まさにそういう印象だったんです。

小松 うれしいですね。

増田 あとは、セントジョーンズワートのオイルもいいですよね。

小松 セントジョーンズワートですね。あれは本当に手作業で生まれている製品で…今も花の部分を石臼で叩いているんです。

増田 石臼で叩いているんですか?

小松 そうです。花の部分を叩いて潰して、それをオリーブオイルに入れて、太陽に当てたり当てなかったりを繰り返して、赤いエキスを出していくんです。

増田 すごいですね。そんなふうに作っていたんですね。

でも、その話を聞いて思い出しました。子どもの頃、田舎で草をちぎって、石の上でつぶして、転んだところにつけたりしていたんです。薬草を作るみたいに、友達と草を抜いて、ペーストになったものを肌に塗ったりしていました。

小松 へえ、それは面白い。

増田 自然の力で治るんじゃないかって、子どもながらに思っていたんでしょうね。

小松 はは(笑)やっていることは、近いかもしれませんね。

増田 そうですね。地元で採れていたものだったり、北海道の自然にあるものを使っていると知ると、やっぱり興味がわきます。

生産者さんと一緒に作っていることや、素材の背景を知ることで、製品の見え方も少し変わってくる気がします。

小松 商品そのものだけではなくて、作っている人や、その背景も含めて見てくださっているんですね。

最後に、増田さんにとって自然体でいられる時間、自分らしいなと思える時間は、どんな時間ですか?

増田 予定に追われずに、リラックスできている時でしょうか。ほっと自分の時間がある時、素でいられる気がします。

家にいて、ぼーっと外を見ているだけでも、緑を見て「春だな」と思ったり、雪が降っているのを見たり。自然を見ている瞬間は、本当に心地よいです。

小松 そうですね。

増田 散歩している時もそうですね。癒されたいなと思った時は、家の近くの小川のところへ一人でウォーキングに行きます。冬なら、少し凍っているところを見ながら、雪をかき分けて歩いたり、川のせせらぎを聞いたり。

今週も、八重桜が咲いているところに鳥が近くで鳴いていて。その瞬間だけでも、ふっとリラックスできるんです。

小松 いいですね。

増田 今は40代後半に入り、これからのゆらぎの時期をどう自分らしく過ごしていくかもテーマになってきました。心身の健康のために、体を整えること、心を整えることが、より大事なフェーズに入っているのかなと感じています。

小松 自然が特別な場所ではなくて、暮らしのすぐそばにあるものだということが、増田さんのお話から伝わってきました。今日はありがとうございました。

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