HOME > 読み物TOP > セントジョーンズワート > セントジョーンズワートとは?特徴・効果と北海道での栽培秘話
読み物

セントジョーンズワート/北海道のハーブ
セントジョーンズワートとは?特徴・効果と北海道での栽培秘話
2023.01.26
セントジョーンズワートの特徴や名前の由来、古くから伝わる活用の歴史をまとめました。日本の在来種オトギリソウ(弟切草)との関係や、北海道の農園で栽培するナチュラルアイランドの取り組み、暮らしへの取り入れ方もご紹介します。
「セントジョーンズワートという名前は聞いたことがあるけれど、どんな植物なの?」
「どのような特徴や効果があるの?」
セントジョーンズワートは、鮮やかな黄色い花を咲かせるハーブの一種です。ヨーロッパを中心に古くから利用されてきた歴史があり、現在ではハーブティーやサプリメントなどにも用いられています。
一方、日本ではそれほど馴染みがなく、どのような植物なのか、なぜ古くから利用されてきたのかを知らない方も多いでしょう。
この記事では、北海道でセントジョーンズワートの栽培に取り組んできたナチュラルアイランドが、セントジョーンズワートの基本的な特徴や歴史、期待される効果、北海道での栽培秘話をわかりやすく解説します。
セントジョーンズワートとは?特徴と北海道での栽培
セントジョーンズワートは、成長すると1m程度の草丈になる多年草ハーブです。
6月の終わり頃、かわいらしい黄色い花を咲かせます。
北海道では、少し時期が遅れて7月中頃に開花するのが特徴です。
ヨーロッパ原産のハーブですが、現在は日本の一部地域でも野生化した姿を見ることができます。
学名はHypericum perforatum(ヒペリクム・ペルフォラツム)、和名はセイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)です。
ヨーロッパでは紀元前から、民間療法など医療の場面で使われてきたと言われています。
悪霊や災いを遠ざけるための儀式にも用いられ、古くから「魔よけの植物」として親しまれてきました。
花びらをこすると指が赤く染まる理由
セントジョーンズワートには、見た目にも面白い特徴があります。

丸く直立した茎に、レモンのような香りのする黄色い花を咲かせるのですが、この花びらや蕾をこすると指が鮮やかな赤に色づくのです。
花びらをよく見ると、小さな黒点で縁取られているのがわかります。
これが、有効成分を含む赤い色素の分泌腺です。
ナチュラルアイランドが北海道の農園で栽培する理由
ナチュラルアイランドでは、北海道の農園でセントジョーンズワートを栽培しています。
自社製品の原料として使う以上、産地や栽培工程まで開示できる透明性を大切にしたいと考えているためです。
セントジョーンズワートに期待できる効果
セントジョーンズワートは、古代ギリシャの時代から傷や打撲、やけどの治療に使われてきたと言われています。
中世では、十字軍の遠征で傷ついた兵士を癒すために使われていたとも伝えられています。
17世紀後半には、アメリカでも医療用ハーブとして処方されていました。
現在のドイツでは、セントジョーンズワートエキスが医薬品として認可されています。
こうした歴史をたどると、人々の健康に寄り添ってきた期間はおよそ2000年以上。
メディカルハーブとしての実績の高さがうかがえます。
期待できる効果一覧
長年の活用実績から、セントジョーンズワートには次のような効果が期待できると言われています。
|
期待できる効果 |
内容 |
|
緊張・コリの緩和 |
体の緊張をほぐす |
|
うるおいケア |
肌にうるおいを与える |
|
生体リズムの調整 |
生活のリズムを整える |
|
眠りのサポート |
眠りを深くする |
|
筋肉のケア |
筋肉痛を予防する |
また、セントジョーンズワートには「ヒペルフォリン」という成分が含まれており、古くから心を落ち着けるハーブとして親しまれてきた理由の一つとされています。
※セントジョーンズワートは食品・ハーブとして扱われ、医薬品的な効能・効果を保証するものではありません。持病がある方・お薬を服用中の方は、サプリメントとして内服する場合は医師・薬剤師にご相談ください。
外用でのやさしい楽しみ方
セントジョーンズワートというと、サプリメントとして内服するイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、セントジョーンズワートは外用(オイルやスキンケア)としても楽しめるハーブです。
弊社では、セントジョーンズワートを漬け込んだオイルを、香りとうるおいを楽しむボディケアアイテムとしてご用意しています。
内服のサプリメントとは異なり、日々のマッサージやスキンケアの一部として、気軽に取り入れやすいのが特徴です。
詳しい使い方や香りの違いは、「セントジョーンズワートの効果とは?期待される働きと生活への取り入れ方」でも紹介しています。
「セントジョーンズワート」の名前の由来
「セントジョーンズ」という名前は、キリスト教の聖人「洗礼者ヨハネ」(英語名:St. John the Baptist)に由来すると言われています。
諸説ある中の一説では、このハーブの花が洗礼者ヨハネの祝日である6月24日頃に花を咲かせることから、「セントジョーンズ」+「ワート(中世英語で植物の意)」と呼ばれるようになったとされています。
花びらの黒点と「奇跡のハーブ」伝説
中世医療の中心を担っていたのは、修道院の僧侶たちでした。
花びらの黒点から赤い色素がにじむ様子は、キリストが十字架で処刑されたときの血の跡にも関連付けられ、その効果と合わせて「奇跡のハーブ」として知られていたとも言われています。
こうした伝承からも、当時の人々にとって、いかに重要な植物だったかがうかがえます。

日本にもあった!セントジョーンズワートと「弟切草」の歴史
セントジョーンズワートは、「オトギリソウ属」に分類される植物の一種です。オトギリソウ属には世界各地に多くの種類があり、日本にも在来種の「オトギリソウ」が自生しています。
ヨーロッパ原産のセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)とは別の植物ですが、日本のオトギリソウも古くから薬草として利用されてきました。
江戸時代中期に寺島良安が編纂した百科事典『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』にもオトギリソウに関する記述があり、その特徴や利用法、名前の由来などが伝えられています。
「弟切草」の名前の由来となった逸話
オトギリソウは、漢字で「弟切草」と表記します。
あまり縁起の良さそうな名前ではありませんが、薬効の高さゆえに生まれた逸話がきっかけです。

平安時代のある鷹匠が、鷹の傷を素早く治す秘伝の薬を持っていました。
あるとき、弟がこの秘密を漏らしてしまい、これに怒った兄が思わず弟を切り殺してしまいます。
それ以来、この秘密の薬草は「弟切草」と呼ばれるようになったと伝えられています。
セントジョーンズワートを暮らしに取り入れる方法
忙しい毎日の中で、心身ともに豊かな生活を送るには、日々のセルフケアが欠かせません。
「ハーブを暮らしに取り入れる」と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、身構える必要はありません。
たとえば、こんな取り入れ方があります。
- お風呂上がりの保湿ケアを、セントジョーンズワートのオイルに変える
- リラックスタイムのボディケアに、香りを楽しみながら取り入れる
- 気分を切り替えたいときに、セントジョーンズ・サポートオイルでマッサージする
弊社の「セントジョーンズ・サポートオイル」シリーズは、Relax・Power・Pureの3種類をご用意しており、シーンや好みに合わせて選んでいただけます。
まずは3本セットで試してみたい方には、ミニサイズのセットもおすすめです。
セントジョーンズワートは、2000年以上にわたって人々の暮らしに寄り添ってきたハーブです。
いつもより少しだけ、ハーブに寄り添った生活を。
自分自身と向き合う時間に、新しい広がりを持たせてくれるかもしれません。
■セントジョーンズワートを使用したおすすめ製品
- セントジョーンズ・サポートオイル Relax
- セントジョーンズ・サポートオイル Power
- セントジョーンズ・サポートオイル Pure
- セントジョーンズ・サポートオイル ミニ3本セット
- 自然な、めぐりジェル。
セントジョーンズワートの効果について詳しく知りたい方は、「セントジョーンズワートの効果とは?期待される働きと生活への取り入れ方」も合わせてご覧ください。
セントジョーンズワートの関連記事
HOME > 読み物TOP > セントジョーンズワート > セントジョーンズワートとは?特徴・効果と北海道での栽培秘話


