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イタドリとは?名前の由来や特徴、オオイタドリとの違いを解説

2023.10.12

イタドリの特徴や名前の由来、近縁種オオイタドリとの違いを、背丈や葉の形・葉裏の色などの見分け方とあわせてまとめました。昔から伝わる活用法や、北海道白老町でオオイタドリを8年研究してきたナチュラルアイランドの取り組みもご紹介します。

「イタドリという名前は聞いたことがあるけれど、どんな植物なの?」
「オオイタドリとは何が違う?」

イタドリは、日本各地の山野や道ばたなどに自生する身近な植物です。春の若芽は山菜として親しまれるなど、古くから人々の暮らしのなかでさまざまに活用されてきました。

一方、近縁種の「オオイタドリ」は、その名のとおりイタドリよりも大型になるのが特徴です。北海道などに多く自生しており、イタドリとは草丈や葉の大きさなどに違いがあります。

この記事では、北海道白老町の自社群生地でオオイタドリを採取し、8年にわたって研究を続けてきたナチュラルアイランドが、イタドリの基本的な特徴や名前の由来、オオイタドリとの違い、昔から伝わる活用法をわかりやすく解説します。

イタドリとはどんな植物?

まずは、イタドリという植物そのものの特徴と、名前の由来を見ていきましょう。

イタドリはタデ科の多年草

イタドリは、タデ科の多年草の植物。

近縁種として「オオイタドリ」が存在します。

オオイタドリの群生と、大きな葉を鎌で刈り取る様子

「イタドリ」という名前の由来

イタドリは、日本書紀にも記載があるほど古くから認識されていた植物です。

古くは"多遅(タヂ)の花"と呼ばれていたようで、それは、5世紀に実在したと言われる天皇の名にも使われています。

現在の「イタドリ」という呼び名の由来は諸説あるようですが、痛み止めの民間薬として周知が高いため、「痛み取り」=「痛取」になったとも言われています。

また、"イタドリ"と読む漢字表記には、もう一つ「虎杖」があります。

イタドリの茎にはまだら模様があって、中国ではこれを虎の模様に例えました。また、太い茎は杖のようだという例えから、「虎杖」という字があてがわれたと言われているようです。

日本現存最古の本草薬名辞典「本草和名」でも「虎杖」の表記が見られ、和名「以多止利(イタドリ)」と当てられています。

諸説あるようですが、大型のイタドリ=オオイタドリの名の由来も、ここに繋がっているのではないかと考えられているようです。

イタドリとオオイタドリの違い

「イタドリ」と「オオイタドリ」は名前が似ているため、混同されやすい植物です。

それぞれの違いを整理しておきましょう。

項目

イタドリ

オオイタドリ

生息地

北海道〜九州が中心

北海道や本州中部以北が中心

背丈

30〜150cm程度(肥沃地では2mに達することも)

1〜3mほどに成長

葉の基部の形

切形(まっすぐ)

心形(凹んだハート型)

葉裏の色

淡緑色

白っぽい

大きさ・見分け方の違い

イタドリは、北海道~九州での生息が多いようです。

背丈や葉の大きさも、オオイタドリの半分ほどといわれています。

具体的には、イタドリの背丈は30〜150cm程度、肥沃な土地では2mに達することもあります。

オオイタドリは、北海道や本州中部以北に生息すると言われています。

地下では横に向かって太い茎が伸び、地上では中が空洞の茎が1~3mにまで伸びます。

葉の長さも30cmに達するものもあるほど大きく、形は根元が凹んだハート型。

成長したオオイタドリの群生の中に入り込むと、人が隠れてしまうほどの大きさです。

見分けるポイントは、大きさだけではありません。イタドリの葉の基部はまっすぐな切形をしているのに対し、オオイタドリは根元が凹んだハート型(心形)をしています。また葉の裏側の色にも違いがあり、イタドリは淡緑色、オオイタドリは白っぽい色をしているのが特徴です。


なお、ナチュラルアイランドが北海道白老町虎杖浜で採取しているのは、大型の近縁種であるオオイタドリです。

ここから先は、イタドリとオオイタドリに共通する活用の歴史と、ナチュラルアイランドがオオイタドリと向き合ってきた8年間のストーリーをご紹介します。

イタドリ(オオイタドリ)が昔から愛されてきた理由

掘り出したオオイタドリの根と、かごいっぱいに収穫した葉

昔から"生活の知恵"として活用されてきた...と言いますが、具体的にどのような使い方をされてきたのでしょうか。

オオイタドリの特徴は、やはりその大きさと空洞のある茎。

  • 癒す:その大きな葉を揉んで打身に貼り、痛み止めとして使用されてきた歴史があります。
  • 嗜む:現代...というより近代のお話になりますが、戦時中物資が不足した際に、葉を乾燥させて、たばこの代用葉として利用されたことも。
  • 食べる:大きくなる前の柔らかさが残る若芽の茎を、山菜として天ぷらや和え物に調理するのは、現代でもみられる使用方法です。
  • 遊ぶ:大人だけが活用しているわけではございません。その筒状の茎を活かして作る笛は、昔から知られた子供の遊びの一つで、現代でも小学校の課外学習などで取り入れられることもあるようです。

こうして見えてくるのは、その活用方法が、食用~生活の便利アイテムまで多岐に渡っていること。

ただ大きいだけではない、その大きさの分だけ人々の創造力を刺激する。

オオイタドリは、まさに「生活の知恵」に寄り添うことができる植物であったことがうかがえます。

厄介者から美容成分へ。ナチュラルアイランドとオオイタドリの8年

白老町虎杖浜という土地との縁

ナチュラルアイランドのフラッグシップ拠点であるスキンケア工園「ナチュの森」は、白老町虎杖浜にあります。

「虎杖」という漢字からお察しいただけるかもしれませんが、こちらはオオイタドリが群生していたことに由来する地域。

鉢植えのオオイタドリとカレンデュラ畑の前で、製品を手にする白衣の研究員

スキンケア工場に隣接した自社農園には、今ではオレンジ色の美しい花カレンデュラをはじめ様々なハーブが育っておりますが、ここ一帯も元々はオオイタドリの群生地。

根が深く優に2mを超えるオオイタドリは、強い繁殖力で他の植物の生育を妨げるため、地域の人々にとって少々厄介なものでした。

8年間の研究で見えた根の力

山菜などの活用方法以外にも、もっと良さを活かせないかと模索していたところ、現代でもお茶として活用されていることを知り、葉を丁寧に焙煎した香ばしいオリジナルのイタドリ茶を完成させました。

乾燥させたオオイタドリの根と刻んだ根、イタドリスカルプエッセンス

程よい野草の風味もありながら、癖も少なく飲みやすいこのお茶は、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただいております。

また、注目したのは葉や茎だけではありません。

抜いても次々と生えてくる力強い"根"には、何か秘めた力があるのではと、地道な研究を続けて8年。

産学連携の結果、その根から抽出したエキスには、頭皮ケアに驚くほどパワーがあることを発見しました。(弊社調べ)

生まれた製品とその可能性

現在では、このオリジナルの根エキスを活かした頭皮用美容液が開発され、頭皮や髪の乾燥悩みをお持ちの皆さまに、新しい可能性をご提供することができています。

ナチュラルアイランドの公式YouTubeチャンネルでは、北海道の白老町虎杖浜で採取しているオオイタドリについてご紹介しています。あわせてご覧ください。

YouTube:【北海道のハーブ】研究8年!オオイタドリの強い生命力の秘密とは?

■オオイタドリを使用したおすすめ製品はこちら

なお、オオイタドリの開発ストーリーについては、ナチュラルアイランドの物語 Vol.7『オオイタドリの研究』でも詳しくご紹介しています。

まとめ|北海道の生命力を、日々のケアに

実際に成長したオオイタドリを目の前にすると、その大きさに圧倒されます。根を抜こうと思っても、簡単には太刀打ちできないほどの力強さ。その類を見ないほどの生命力を、姿全体で表現しているような植物です。

旺盛な生育力をもつこの植物を、昔から生薬や食用として用い、現代では研究技術をもって成分が抽出され、髪や頭皮をケアする新しい製品となりました。

北海道の力強い生命力を、日々のヘアケア・スキンケアに取り入れてみませんか。

オオイタドリのことのページでは、採取や製品化の様子をより詳しくご紹介しています。

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